西上州(群馬) 桧沢岳(1133.5m) 2020年2月8日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 9:17 登山口−−10:10 桧沢岳−−10:15 岩屋−−10:25 1040m鞍部−−10:46 廃林道−−10:50 車道−−10:53 登山口

場所群馬県甘楽郡南牧村
年月日2020年2月8日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望山頂から東側の1040m鞍部間は岩場、急斜面があり転落注意。今回は氷で覆われた箇所があり迂回を強いられた
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コメント地形図の破線図通りに登山道があり右回りで周回。往路は順調だったが下山ルートは日陰で雪が残った箇所、完全に氷に覆われた箇所があり、アイゼンは持って行かなかったので傾斜が急な部分は緊張した。山頂は西側に展望あり




車道終点の駐車場 登山口の案内あり
細い路地を登る 廃屋の間を縫うように登山道が続く
廃屋横を通過 廃屋の庭先を通過
廃屋裏手の斜面に取り付く。道は薄い ジグザグに道が付いているが獣道が交錯
明瞭な尾根に乗ればその後はルートは分かりやすい 標高940m付近
標高1010m付近 標高1050m付近。開けた小さな肩が登場
標高1050m肩から見た西側の展望。今回のルートの中では最も展望がいい場所
標高1100m鞍部直下 標高1100m鞍部直下で右へ
標高1110m付近 小沢岳山頂
小沢岳山頂から見た西側の展望 帰りは別ルートで。北に延びる登山道に入る
目印あり 岩屋が登場。東屋は崩壊寸前
祠あり。檜沢岳神社というらしい 岩屋から僅かに登り返し
岩の湧き水が凍っている 登山道が氷に覆われた場所。迂回した
山頂直下の迂回が終わって東尾根に乗る 標高1040m鞍部で尾根を離れて下り始める
標高1000m付近の倒木 標高990m付近の分岐。登山道以外に入らないよう塞いでいる
標高990m付近 標高780m付近で沢に出る
水しぶきが凍っている 沢を横断、対岸へ
沢沿いは道が薄い この管が登場すると廃林道に出る
廃林道 轍が深すぎてオフロード車でないと入れない
橋で車道に出る 登山口に戻る


・桧沢岳は地形図によると登山道がある。ネットで調べたら南牧村のHPに立派な案内図があり、ほぼ地形図通りに登山道があることが分かった。グレードは「中級」。小沢岳は「ファミリー」だったので、もう少し骨がある山らしい。おそらく岩場があるという意味だろう。

・位置的には朝一で登った小沢岳のすぐ南西側にあり尾根通しでつながっているが、登山口は谷を隔てた反対側にあり、一度下仁田市街地まで戻り、上野村へ通じる県道を通ってアプローチする必要あり。

・車道終点に登山口と駐車場あり。駐車場の片隅に駐車禁止の赤いユニコーンがあったが、おそらく周辺民家の駐車場でもあるのだろう。駐車可能台数は4台程度で、民家とは反対側の端なら邪魔にならないだろうと駐車する。なお、駐車場に車は無く、駐車場の目の前の民家は状態が良くて住人がいても不思議ではないが、どうやら常駐している住人はいないようだ。この付近に数件の民家があるが、いずれも荒廃が進んで明らかに空き家になって数年以上が経過している。この付近は既に限界を超えて廃村化しているようだった。もう片方の登山口である林道カーブの沢近くの民家は住人がいそうな雰囲気だったが定かではない。

・駐車場から右に曲がって路地のような登山道を進む。以前は民家を繋ぐ路地だったのだろうが、今は登山者以外は通る人はいない。廃屋と化した民家の庭先を突っ切って裏側の杉植林斜面に取り付く。

・植林の中は藪は無いが道も薄く、どこを登るのが正解なのかよくわからない状態。目印を頼りにジグザグに登って行くが、同じような濃さの獣道らしき筋が縦横にある。最後は左手の尾根に取り付いてからは道が明瞭化し、以降は尾根を登って行くので分りやすい。

・時々樹林の隙間から山頂と思われるピーク直下の岩場が見えるが、そこに出るまでは岩場は無かった。標高1050m地点の岩っぽい小さな肩は石碑のある展望が開けた場所で、西側の大展望が楽しめる場所。足元は切れ落ちた絶壁。

・標高1100m鞍部に達すると岩場の尾根が登場。道が二手に分かれており、地形図で確認すると右が山頂なのでフィックスロープが垂れた右へ向かう。ちなみに凍っていなければロープを使う必要はない。左の道には行かなかったが、おそらく展望がいい岩場があるのだろう。

・この先はどこで岩場が出てくるかと緊張したが、山頂まで普通の登山道が続いていた。おまけに登山口からずっと南斜面を登ってきたので雪のかけらもない。

・桧沢岳山頂は背の高い樹林は無いが岩場で良く見られる矮小な灌木が多く生えて思ったよりも展望は良いくない。西側が少しく開けている程度展望で、八ヶ岳や浅間山付近は雲がかかっていた。西側にやや低く見えているのが先々週と先週登った三ッ岩岳と大津だろう。

・このまま往路を戻る手もあるが、周回可能なコースなので帰りは東へ延びる稜線上に続くルートへ入ることにした。雪の上に一人の足跡あり。雪が付いているのがいやらしい。今日は長靴なのでアイゼンは持ってきていない。

・最初は北へと小尾根下り、途中から右へトラバース。雪はあるが凍っていないのと傾斜がきつくないので問題なし。山頂直下の東側に回り込むと切り立った岩壁帯で、オーバーハングして岩屋状になったところに祠があった。その前には東屋があるが古くて崩壊しかけていた。

・岩屋から僅かに登って東へ続く尾根に乗り狭い尾根を下って行くが、雪が付いた急な個所があるので木に掴まりながら注意して下る。僅かながら水が湧いている箇所があるらしく、1か所だけ広範囲に分厚い氷で覆われた場所があり、ここは長靴で下るのは不可能なので右に迂回した。その後も雪があるとちょっと怖い個所ありで慎重に行動した。

・1040m鞍部に到着すると尾根から外れて南に下り始める。これ以降は危険地帯は無く、南斜面なので雪も皆無だった。標高990m付近では左に林業作業道?が分岐するがピンクリボンで通せんぼされており、登山者が迷い込まないようになっていた。

・植林帯をジグザグに下り、最後は小尾根を下って大きな沢に到着。道があやふやになるが目印を頼りに下っていく。途中の砂防ダムでは水しぶきが凍っていた。ここ数日は例年並みに冷え込んでいるからなぁ。でも天気予報では来週半ばからかなり気温が高めに推移するとのことで、すぐに消えてしまうかも。

・道は不明瞭だが、いかにも沢を横断して対岸に渡るような場所があり渡渉。水量は少なく簡単に渡れた。

・送水管らしき黒い物体が現れると廃林道に飛び出す。この後は廃林道歩き。路面は大いに荒れて普通車では進入不可能。林業作業車も入っている様子は感じられない。

・林道脇の人家下を通って車道に合流。ちょうど橋のあるカーブで、ここの人家は廃屋ではなく人が住んでいそうな様子だった。でもこの付近ではこの一軒だけだろう。

・僅かに坂を登って登山口に到着。車は私のもののみ。本日の登山者は私一人だけのようだった。

 

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